足首の痛みにより歩く時に痛い、階段の昇り降りがつらくなり、悩まれている方も多いと思います。

 

バークレー整形外科スポーツクリニックでは、医師による診察、薬の服用に関する的確なアドバイスや理学療法士による個別に合わせたリハビリテーションで症状改善に繋げます。

 

このページでは、足首の痛みが現れる代表的な病気の症状、原因、病態、治療方法などを紹介していきます。

 

「足首が痛い」「歩く時に痛くて不自由」など気になる方は、当院へお越しください。

 

症状やケガからの回復、再発予防に取り組み、より笑顔で健康な生活のお手伝いをいたします。

 

※正式な原因や治療方法を判断するには医師による診察が必要になります。
あくまで目安としてお読みください。

 

 

○足関節捻挫(足関節外側靭帯損傷)

○有痛性外脛骨

○変形性足関節症

○足底筋(腱)膜炎

 

 


足関節捻挫(足関節外側靭帯損傷)

あしかんせつねんざ(あしかんせつがいそくじんたいそんしょう)

【症状】

初期の症状として、くるぶし周りの痛みや足首の腫れが起こります。ケガの程度が強いと痛みで体重がかけられなかったり、皮下出血を起こすことがあります。不適切な治療や症状を放置してしまうと、痛みが残ったり、不安定な(ゆるい)足首となり、治療に難渋することがあります。

【原因・病態】

足首を内側へひねってケガをすることが多いです。

スポーツ競技では方向転換する動作や、ジャンプの着地で他の選手の足を踏んでしまうことで、足首を捻って起こることが多いです。

仕事中や日常生活でも、段差やくぼみで足をとられたりして起こります。

【治療・対処】

初期の治療としては、ケガをした部位の炎症を抑えるためにアイシングと圧迫・固定を行います。アイシングは、ビニールに氷を入れて、10分〜15分冷やして15分休むを3〜4回繰り返す。凍傷に注意します。

症状の程度によってギプスなどの外固定が必要な場合もあります。

初期の治療が終わると、リハビリテーションを開始します。足首周りのストレッチや筋力強化を実施し、徐々に運動量や運動強度を増やしていきます。症状に応じて運動の際にテーピング・サポーターなども使用していきます。

捻挫は、つい軽くみられがちですが、症状によっては軟骨や骨を傷めていることもあります。長期的には変形性足関節症を引き起こすこともあります。整形外科を受診し、適切な初期治療を受けることをお勧めします。

 

 

 


有痛性外脛骨

ゆうつうせいがいけいこつ

【症状】

足の内側のアーチ中央部に痛みとともに腫れ、赤みを伴います。腫れている部分を押すと痛みがでます。体重をかけた時に痛みが出現することが多いです。

【原因・病態】

外脛骨とは足の内側に存在する過剰骨(通常はみられない余分な骨)で、5〜14%の人に認められます。この外脛骨ができること自体は異常ではありません。多くは骨の出っ張りがみられますが、これに痛みを伴う病態を有痛性外脛骨といいます。

様々な要因による影響で、炎症を繰り返し起こして痛みが生じると考えられます。主な要因としては以下のものがあります。

 

①外脛骨に付着するふくらはぎの一部の筋肉の使いすぎ

②硬い靴による圧迫

③捻挫などの外傷

 

【治療・対処】

痛みが強い時期は、運動を中止し足を休ませます。炎症症状に合わせてアイシング、超音波治療などを行います。

痛みの軽減、再発予防のために、ふくらはぎの筋肉の疲労回復、柔軟性改善や足裏の筋力強化などを行います。

症状に応じて、靴のチェックやインソール(アーチサポート)の使用を検討します。

 

 

 


変形性足関節症

へんけいせいあしかんせつしょう

【症状】

足首に痛みや腫れが出現します。痛みにより日常生活やスポーツ活動に支障をきたします。症状が強くなると、歩くこともままならなくなることがあります。また、足関節の変形も伴います。変形により足首が硬くなり、正座ができないなどの症状がでます。

【原因・病態】

足首の骨折や捻挫など、外傷をきっかけにして発症することがあります。変形性足関節症とは足首の関節軟骨がすり減って損傷している状態です。軟骨がすり減る原因には、加齢や過去のけが(骨折や捻挫)によるものと関節リウマチなどの疾患によるものがあります。

【治療・対処】

症状が早期の段階では、足首への負担を減らす目的でサポーターの検討、体重コントロール、足首周り・足裏の筋力強化を行います。痛みが強い場合は関節内注射を検討します。

症状が進行し、日常生活に多くの制限がでている場合には、手術療法を検討する事もあります。

 

 


足底筋(腱)膜炎

そくていきん(けん)まくえん

【症状】

体重をかけるとかかとに痛みが出現します。特に起床して立ち上がりの最初の一歩をつくと、かかとに強い痛みが出ることが特徴です。起床後は動かすにつれて痛みは弱まってくることが多いです。

 

【原因・病態】

足底腱膜とは、つま先からかかとまで足裏を覆っている分厚い膜のことで、歩行中や運動中の足裏の衝撃吸収の役割をしているとされています。

長時間の立ち仕事や歩行、体重増加、靴の不適合、スポーツ(ランニングやジャンプの多い種目)により、足底腱膜に繰り返し多くの負担がかかることで、足底腱膜のかかとの付着部に微細外傷(小さな傷)や変性が起きる事で痛みが生じます。

 

【治療・対処】

ふくらはぎや足裏のストレッチ、足指の運動、インソール、超音波治療など症状に合わせてリハビリテーションを行います。足底腱膜への体外衝撃波療法も効果的な報告があり、当院でも実施しております。これらで改善しない場合は、手術療法にて骨棘の切除や足底腱膜を切り離す方法もあります。